一度下がってしまった歯ぐきは自然に元へ戻ることはなく、不安を感じてご来院される方も少なくありません。歯肉退縮(歯ぐき下がり)を放置すると、見た目の変化にとどまらず、知覚過敏や歯周病、虫歯のリスクが高まる原因となることもあります。
奥田歯科医院では、歯肉退縮の原因や状態をしっかりと検査し、症状に応じた適切な歯肉退縮の治療をご提案しています。
歯肉退縮とは、歯ぐきが下がって歯の根元が露出してしまう状態のことです。以下のような症状がある方は、改善できる可能性があります。
生まれつき歯ぐきや歯を支える骨が薄い場合、さまざまな要因が重なることで、歯肉退縮が起こりやすくなります。
歯周病菌による炎症が続くと、歯槽骨(歯を支える骨)が吸収され、歯肉退縮が進行します。自覚症状が少ないまま進行することも多く、注意が必要です。
矯正治療で歯を動かす際、歯周組織の範囲を超えた移動や強い力が加わると、骨や歯ぐきが減少し、歯肉退縮が起こりやすくなります。
歯磨きの力が強すぎたり、硬い歯ブラシを使用したりすると、歯ぐきに過度な刺激が加わり、歯肉退縮を引き起こす原因になります。
噛み合わせの力が偏っていたり、歯並びに乱れがあったりすると、特定の歯に負担が集中し、歯肉退縮が進行しやすくなります。
加齢に伴い歯ぐきや周囲組織の弾力性が低下すると、歯肉が下がりやすくなり、歯肉退縮が起こることがあります。
ニコチンや一酸化炭素の影響により歯ぐきの血管が収縮し、血流が低下します。その結果、歯ぐきに必要な酸素や栄養が十分に行き届かなくなり、歯肉退縮を招きやすくなります。
当院では、現在の歯ぐきの状態や見た目のお悩み、将来的なリスクも考慮し、一人ひとりに合った治療方法をご提案します。
上顎の歯ぐきの内部にある組織を採取し、歯の根が露出している部分に移植する治療です。審美的な回復に優れており、前歯など見た目が気になる部位の治療に適しています。
歯肉退縮によって不足している歯ぐきの部分に、上顎の口蓋から健康な歯ぐきを採取して移植する治療です。インプラント周囲や、丈夫な歯ぐきを必要とする部位の回復に適しています。
現在ある歯ぐきを丁寧に引き上げ、歯の根元を覆う治療です。移植を行わないため、患者さまの負担が少なく治療を受けていただけます。
歯肉退縮の治療は痛いですか?
麻酔を使用するため、治療中に強い痛みを感じることはほとんどありません。
術後に2~3日ほど腫れや痛みが出ることはありますが、痛み止めでコントロールできる程度です。
治癒期間はどのくらいですか?
症状によって異なりますが、歯ぐきが完全に安定するまでには2~3か月程度かかります。
術後は1週間前後で抜糸にお越しいただきますが、日常生活に大きな支障が出ることはほとんどありません。
他院で「経過観察」と言われましたが、治療できる場合もありますか?
はい、可能なケースがございます。
歯肉退縮の原因や状態によっては、改善を目指せるケースもあります。まずは一度ご相談ください。
治療後に再び歯ぐきが下がることはありますか?
原因が改善されていない場合、再発する可能性があります。
治療後も、正しいブラッシングと定期的なメンテナンスが重要です。当院では再発防止のサポートも行っております。
歯肉退縮の治療は保険適用されますか?
歯周病が原因の場合の治療は、保険適用となることがあります。
一方で、見た目の改善など審美性を重視した治療は、自費診療となります。患者さまのお口の状態やご希望に合わせてお見積りをだします。
「歯肉が下がってきたかも…」と感じた段階での、早めの検査・ご相談がとても大切です。
奥田歯科医院では、一人ひとりの歯ぐきの状態や原因を丁寧に確認したうえで、進行を抑えながら、見た目と機能の両面に配慮した治療計画をご提案しています。